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おじさまと咲姫
第34章 払拭
「どうしたの、咲姫?」
-なんかあった?
悠聖が優しく問えば、咲姫は首をふるふると振った。
「ううん、何も?…ただ最近ずっと見てなかったから『大丈夫』って、久し振りに確かめたくなっただけ」
縋るような目で彼を見つめる。
やがて悠聖の表情が柔らかくなり-彼が片手で前髪を掻き上げれば、額が露わになった。
咲姫は椅子から立ち上がり、悠聖の側まで歩み寄る。
彼の隣りまで歩を進め、その額にそっと指先を這わす。
「…ないよね?」
傷ひとつない綺麗な額は、とっくに知っていたけれど。
でも久々に見る彼のそこは、やっぱり『なんでもない』と確認するまでは-とても怖かった。
ほっとして、涙が零れそうになる。
「大丈夫だよね、ユウ?」
咲姫の問いに、悠聖は穏やかな眼差しで深く頷いた。
「決まってる、咲姫-」
咲姫の頬に、悠聖の手が優しく触れた。
-なんかあった?
悠聖が優しく問えば、咲姫は首をふるふると振った。
「ううん、何も?…ただ最近ずっと見てなかったから『大丈夫』って、久し振りに確かめたくなっただけ」
縋るような目で彼を見つめる。
やがて悠聖の表情が柔らかくなり-彼が片手で前髪を掻き上げれば、額が露わになった。
咲姫は椅子から立ち上がり、悠聖の側まで歩み寄る。
彼の隣りまで歩を進め、その額にそっと指先を這わす。
「…ないよね?」
傷ひとつない綺麗な額は、とっくに知っていたけれど。
でも久々に見る彼のそこは、やっぱり『なんでもない』と確認するまでは-とても怖かった。
ほっとして、涙が零れそうになる。
「大丈夫だよね、ユウ?」
咲姫の問いに、悠聖は穏やかな眼差しで深く頷いた。
「決まってる、咲姫-」
咲姫の頬に、悠聖の手が優しく触れた。

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