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おじさまと咲姫
第34章 払拭
「泣くなよ。すぐそこに母さんいるんだからさ」
-俺が、悪者になっちゃうだろ。
流しでフライパンを洗う愛に視線を送り、悠聖は苦笑いする。
咲姫はすんでのところで、どうにか涙を堪える。
悠聖は俯く彼女の手を引き、少し前まで兄が座ってた椅子に腰を下ろさせる。
向かい合って座った咲姫を穏やかに見つめ、悠聖は告げた。
「『ありがとう』も『ごめんね』も、もう十分咲姫からもらってる。…そもそも、無意識のうちに身体が動いただけだ。それが結果的に咲姫を助ける事に繋がっただけで。感謝や謝罪が欲しくてしたんじゃない」
-だから、もういいんだよ。
頭を撫でられ、折角我慢しているのにやっぱり涙が落ちそうになる。
大人しく髪を撫でられてる咲姫に微笑み、悠聖は続けた。
「それから、さっきの話だけど」
「さっき…?」
「咲姫を助けたのが俺か悠眞かって話」
咲姫は面を上げた。
-俺が、悪者になっちゃうだろ。
流しでフライパンを洗う愛に視線を送り、悠聖は苦笑いする。
咲姫はすんでのところで、どうにか涙を堪える。
悠聖は俯く彼女の手を引き、少し前まで兄が座ってた椅子に腰を下ろさせる。
向かい合って座った咲姫を穏やかに見つめ、悠聖は告げた。
「『ありがとう』も『ごめんね』も、もう十分咲姫からもらってる。…そもそも、無意識のうちに身体が動いただけだ。それが結果的に咲姫を助ける事に繋がっただけで。感謝や謝罪が欲しくてしたんじゃない」
-だから、もういいんだよ。
頭を撫でられ、折角我慢しているのにやっぱり涙が落ちそうになる。
大人しく髪を撫でられてる咲姫に微笑み、悠聖は続けた。
「それから、さっきの話だけど」
「さっき…?」
「咲姫を助けたのが俺か悠眞かって話」
咲姫は面を上げた。

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