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おじさまと咲姫
第34章 払拭
「気を悪くしなかった、ユウ?」
咲姫の言葉に、悠聖は首を傾げる。
彼女の問いかけの意味が、まるで分からなかったのだ。
「助けてくれたのは悠聖なのに、一瞬でも悠眞なの?って思ってしまった事-」
-怒ってない?
恐々訊けば、ようやく理解した彼が笑った。
「そんな事で気なんか悪くしない。悠眞の額を初めて目の当たりにして、俺の昔の傷とちょっと重なってしまっただけだろ」
「ほんとに…?」
「当たり前だろ」
呆れる悠聖に、普段はあまり口にしない思いを咲姫は吐露する。
「悠聖にはいつも感謝してる。『ありがとう』って思って毎日生きている。あの日…あの事故から、私を守ってくれてありがとう。悠聖がいなければ、私は今こうしていなかったかもしれない」
言いながら、また涙腺が緩くなってしまう。
咲姫の言葉に、悠聖は首を傾げる。
彼女の問いかけの意味が、まるで分からなかったのだ。
「助けてくれたのは悠聖なのに、一瞬でも悠眞なの?って思ってしまった事-」
-怒ってない?
恐々訊けば、ようやく理解した彼が笑った。
「そんな事で気なんか悪くしない。悠眞の額を初めて目の当たりにして、俺の昔の傷とちょっと重なってしまっただけだろ」
「ほんとに…?」
「当たり前だろ」
呆れる悠聖に、普段はあまり口にしない思いを咲姫は吐露する。
「悠聖にはいつも感謝してる。『ありがとう』って思って毎日生きている。あの日…あの事故から、私を守ってくれてありがとう。悠聖がいなければ、私は今こうしていなかったかもしれない」
言いながら、また涙腺が緩くなってしまう。

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