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おじさまと咲姫
第36章 機会
「…分かりません」
それが正直な、現在の彼女の気持ちだった。
「先輩は誰にでも公平で、優しくて、頼りがいがあって、面白い。一緒にいていつも楽しくて…北城先輩の事、私もとても好きです。でもその『好き』は、先輩と同じ『好き』じゃなくて」
-少なくとも今は、ですが。
申し訳なさそうに付け足しに、昴は微かに笑う。
「円城寺がユウさんを忘れられないのは、よく分かる。その相手を本気で想っていればいるほど…簡単に思い切れないのは、俺が実証済みだから」
昴の漏らした呟きに、咲姫の胸がちくんと痛む。
「ユウさんへの想いを完全に消せないのに、次なんて考えられない…当然だ。気持ちの整理がつかない中で『好きだ』って言われ続けても、そりゃ困るよな。嫌いではないけど、そういう好きでもない…そんな相手に、まるで気を持たせるかのように待っててもらう…重いと感じてしまうのも-」
-全部、よく分かる。
自嘲の色が、昴の双眸に表れる。
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