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おじさまと咲姫
第40章 綺麗
彼の何でもないのに。
嫌とかだめとか。
何様のつもりなんだろう。
いつの間にか、すり替わってる。
助手席に座れないのは、彼女に申し訳ないから。
自分が座りたくないからじゃない-。
「毎日何してんだ?」
自分で自分がほとほと分からなくなっていると、運転席から声がした。
「夏休みだろ?有意義に過ごしてるか?」
笑いを含んだ声音で問われ、咲姫はおずおずと答える。
「…まあね」
「ふうん?」
「サークルの旅行に行ったし。バイトも結構入ってるし。集中講義も受けたし。ボランティアもしてる。今度は映画に行くし-」
次々並び立てる咲姫に、悠眞は苦笑いする。
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