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おじさまと咲姫
第40章 綺麗
最初は大きかった咲姫の嗚咽も、繰り返し頭を撫でてくれるその心地良さに安堵し-次第に小さくなってゆく。
程なく落ち着く自分の心と涙に気付き始めたが-もうちょっとして欲しかった。
もうちょっとだけ、こうしていて欲しい-。
涙は出なくなったが、顔から両手は離せなかった。
そんな咲姫の心情を知ってか知らずか-彼女が顔を上げるまで悠眞はその頭を、その髪を、ひたすら優しく撫で続けた。








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