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おじさまと咲姫
第41章 吃驚
「あ。あとは悠眞がこの間-」
安心して気が緩んだのもあり、咲姫は不意に思い出した名を上げた。
何気に呟かれたその名前に、今の今まで上機嫌だった昴の頬が微かに固まった。
「ユウマさんが…何?」
「あ…えっと、ごめんなさい」
-なんでもなかったです。
急に焦り出した咲姫に、昴の中で燻っていたものが次第に大きく広がってゆく。
「なに?全然なんでもなさそうじゃない。すげぇ気になる」
続きを促してくる昴に、咲姫は増々頑なな態度となる。
「いえっ、ほんとになんでもなくて。ほら、早くランチしないと、映画に遅れるから-」
-行きましょう。
なんとか話題を逸らす努力をするのだが-難しかった。
「俺には言えない事?」
冗談なのか、はたまた本心からなのか-笑顔を浮かべてはいたが、放たれた一言は鋭かった。
言葉を失ってしまった咲姫に、昴は口元を緩めた。
今度は、いつもの穏やかな笑みだった。
安心して気が緩んだのもあり、咲姫は不意に思い出した名を上げた。
何気に呟かれたその名前に、今の今まで上機嫌だった昴の頬が微かに固まった。
「ユウマさんが…何?」
「あ…えっと、ごめんなさい」
-なんでもなかったです。
急に焦り出した咲姫に、昴の中で燻っていたものが次第に大きく広がってゆく。
「なに?全然なんでもなさそうじゃない。すげぇ気になる」
続きを促してくる昴に、咲姫は増々頑なな態度となる。
「いえっ、ほんとになんでもなくて。ほら、早くランチしないと、映画に遅れるから-」
-行きましょう。
なんとか話題を逸らす努力をするのだが-難しかった。
「俺には言えない事?」
冗談なのか、はたまた本心からなのか-笑顔を浮かべてはいたが、放たれた一言は鋭かった。
言葉を失ってしまった咲姫に、昴は口元を緩めた。
今度は、いつもの穏やかな笑みだった。

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