この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
おじさまと咲姫
第41章 吃驚
困らせてしまうか、笑われるか-想定していたのだが、そのどちらとも起こらなかった。
「ユウマさんと…会ってたの?」
想像していたどれでもない事を訊かれ、咲姫は怪訝そうに昴を見る。
「会ってたって言うか…バイトが入ってたから、駅まで送ってもらっただけです」
気に触れる何かを言ってしまったのだろうか-咲姫は言葉を選びながら、慎重に答える。
「円城寺がユウマさんに『送って欲しい』って頼んだの?」
突き放すかのような昴の問いに、咲姫は即座に否定した。
「まさか!違います。たまたま用事があって、悠眞が家に寄ってくれてた日で。これから駅の方向に行くから、ついでに乗せて行ってやろうかって言ってくれたんです」
「そうなんだ?」
「そうです。わざわざ連絡して、送ってもらうだなんて。…そんな風に悠眞を使った事、一度だってない。…悠眞は私のなんでもないのに」
-彼女でもないのに、絶対有り得ないです。
言いながら、怒りなのか哀しみなのか-区別のつかない感情に、咲姫は支配され始める。
唇を噛み締め俯いてしまった彼女に、昴は慌てて謝る。
「ユウマさんと…会ってたの?」
想像していたどれでもない事を訊かれ、咲姫は怪訝そうに昴を見る。
「会ってたって言うか…バイトが入ってたから、駅まで送ってもらっただけです」
気に触れる何かを言ってしまったのだろうか-咲姫は言葉を選びながら、慎重に答える。
「円城寺がユウマさんに『送って欲しい』って頼んだの?」
突き放すかのような昴の問いに、咲姫は即座に否定した。
「まさか!違います。たまたま用事があって、悠眞が家に寄ってくれてた日で。これから駅の方向に行くから、ついでに乗せて行ってやろうかって言ってくれたんです」
「そうなんだ?」
「そうです。わざわざ連絡して、送ってもらうだなんて。…そんな風に悠眞を使った事、一度だってない。…悠眞は私のなんでもないのに」
-彼女でもないのに、絶対有り得ないです。
言いながら、怒りなのか哀しみなのか-区別のつかない感情に、咲姫は支配され始める。
唇を噛み締め俯いてしまった彼女に、昴は慌てて謝る。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


