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おじさまと咲姫
第43章 最初
応えるようにこちらを見る咲姫の瞳に、昴は忽ち心乱される。
『映画館での出来事』すら、まだきちんと話が出来ていない。
なのに、その日にした様々な事を、今この場でもしてしまいたくなる。
流石にそれはまずいから、懸命に堪えるけど。
でも久し振りに会う彼女は-やっぱり、可愛かった。
このまま終わりにはしたくない-改めて思う。
その為にもちゃんと話さなければならない。
「好きな相手に触れたいって気持ちは、誰にでもあるだろ?俺にとっては円城寺が正にそれで。でもそれを実際に行動に移すかどうかは、勿論また別問題で。ようやくふたりで出かけられるようになって、これからの頑張り次第では可能性があるかもって時に無茶はしない。今まで築き上げてきたものを一瞬で失うかもしれないのに、それに賭ける事は俺には出来なかった。だから必死に我慢してきたんだけど」
昴は咲姫を困ったような表情で見据えた。
「人間って果てなく欲が出てくるもんなんだなあって、つくづく思った。円城寺と話をする度、どこかに行く度、それを段々当たり前のように思い始めて。あれだけ早いと抑えてきた『円城寺に触りたい』って欲求も、どんどん膨らんでいった。それはもう堪え切れないくらいに」
『映画館での出来事』すら、まだきちんと話が出来ていない。
なのに、その日にした様々な事を、今この場でもしてしまいたくなる。
流石にそれはまずいから、懸命に堪えるけど。
でも久し振りに会う彼女は-やっぱり、可愛かった。
このまま終わりにはしたくない-改めて思う。
その為にもちゃんと話さなければならない。
「好きな相手に触れたいって気持ちは、誰にでもあるだろ?俺にとっては円城寺が正にそれで。でもそれを実際に行動に移すかどうかは、勿論また別問題で。ようやくふたりで出かけられるようになって、これからの頑張り次第では可能性があるかもって時に無茶はしない。今まで築き上げてきたものを一瞬で失うかもしれないのに、それに賭ける事は俺には出来なかった。だから必死に我慢してきたんだけど」
昴は咲姫を困ったような表情で見据えた。
「人間って果てなく欲が出てくるもんなんだなあって、つくづく思った。円城寺と話をする度、どこかに行く度、それを段々当たり前のように思い始めて。あれだけ早いと抑えてきた『円城寺に触りたい』って欲求も、どんどん膨らんでいった。それはもう堪え切れないくらいに」

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