この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
おじさまと咲姫
第43章 最初
落ち込みかけた昴へ向けて、咲姫はゆっくりと振り返った。
「…ハンバーガー、全部食べれなかったし」
「え?ハン…?」
「色んな味を食べてみたいって思ってたのに。先輩が奢ってくれるって言うから、楽しみにしていたのに」
-なのに、二個しか食べられなかった。
拗ねる咲姫に、昴は絶句するしかない。
「みっつ、食べたかったんです。なのに先輩が私の。私に-」
キス以前に。
肩に。
腰に。
さり気なく回された手に吃驚し、折角のランチも全部平らげる事が出来なかった。
そもそも。
あの日は最初から、なんだかぎくしゃくしてた。
服装ひとつに、不穏な空気が流れていた。
『楽しいんだろうな』-思っていたのに、いざ蓋を開けてみれば、真逆の事態ばかり起こっていた。
「…ハンバーガー、全部食べれなかったし」
「え?ハン…?」
「色んな味を食べてみたいって思ってたのに。先輩が奢ってくれるって言うから、楽しみにしていたのに」
-なのに、二個しか食べられなかった。
拗ねる咲姫に、昴は絶句するしかない。
「みっつ、食べたかったんです。なのに先輩が私の。私に-」
キス以前に。
肩に。
腰に。
さり気なく回された手に吃驚し、折角のランチも全部平らげる事が出来なかった。
そもそも。
あの日は最初から、なんだかぎくしゃくしてた。
服装ひとつに、不穏な空気が流れていた。
『楽しいんだろうな』-思っていたのに、いざ蓋を開けてみれば、真逆の事態ばかり起こっていた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


