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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第6章 NASAの敏腕女史-またの名を女同士のバトルとも言う
駄目……
久しぶりに姿を見て、そんな言葉を言われたら、ドキドキが止まらない。
恋する乙女心は単純なんだから!
「で‥でも、良く米国に来れたね……」
思わず、話すり替えちゃった・・
「まあ‥かなり仕事の方で手こずったが、何とか理由を作ってかな?
私個人の方だから、会社は立ち入れないしね」
「・・KIEIプログラム?」
「おや?
良く気付いたね」
「内容を見たら、紀永が良く使うものだったから…
あれ、紀永個人のだったんだ」
早乙女グループとしては、普通に使われているツールだから、流石に個人のとは思っていなかった。
事実を知ってビックリしたもん、ぁたしだって…
「個人的にするつもりは初めは無かったんだが、あの頃は色々と分裂していたから、私個人として登録した‥というところかな?」
「相変わらず経営上手いよね紀永って…
しっかり他企業に売り込んでいるし」
「まあ…
子会社設立の資金にしたのは確かだが…
今は抑えてはいる、もうそういう必要も無いが本当のところか……」
あのプログラムだったら、引き手数多じゃないの、それを必要無いって、欲しい企業は沢山あるんだろうなぁ…
「・・それより」
「???」
「美紀のペントハウスに行っても良いかな?」
「・・・・・えぇぇーー!?!?」
な‥何!?
今の爆弾発言は!!
「元々、これが終わったらボストンに行こうとは思っていたからね…
駄目‥かい美紀?」
腰をグッと掴まれて…
紀永の顔が目の前・・・
「だ‥駄目じゃ無いけど……」
ぁたしの顔‥茹でタコのように真っ赤です…
目の前に‥唇が触れるくらい間近で見たら、真っ赤にもなるよ絶対にっ!
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