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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第10章 久々の帰国は大騒ぎ?
相変わらず、紀永の仕事は速い…
あのプログラムを回して1ヶ月で、日米特許習得しWitch of the fingertipプログラムとして公開。
その為に……
「・・はぁ…
また増えてるし、リスト貰っても困るよ・・」
これ、あのプログラムの使用契約が欲しい国や企業のリスト…
しかも毎日増える‥NASAとか大きい場所は契約したんだけどね。
「あー
見る前に仕事・・・」
今日はボストンに居るので、ペントハウスで軽い会談…
相手は在米フランス大使、基本的に英語で大丈夫らしいんだけど、必要ならフランス語でも良いんだけどな?
英語・フランス語・中国語が、ぁたしの話せる範囲…
高校始めの頃は、通訳なんてやって見たかった頃もあったから、必要性の高い3つを覚えた。
着替えもメイクもOK…
何時もの指先の魔女スタイル、もうすっかり馴れたし、魔女としての性格スタンスも確立しつつある。
良く、紀永に別人みたいと言ってたけど、ぁたしも大して変わらなかった‥らしい。
しっかり使い分けが上手くなり、早乙女美紀と指先の魔女はかなり性格が違うと思う、紀永のように見た目まで変わらないけど…
あっちが特殊、紀永のあの落差は誰も真似出来ないと思うし、ぁたしだって真似出来ない。
「うん、見ないふり…」
後ろの紙の山は、とりあえずは知らん顔…
見てもキリが無いから、部屋に散乱していても、気にしない事にした。
「・・・ふぅ…
さて‥そろそろ到着でしょう?」
言い方を少しだけ変えてリビングの方へ…
事前資料を見ながら、オリバーさんが連れて来るであろう、在米大使を待つ事に……
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