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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第11章 早乙女会長のお嬢様
「私としては仲良くして欲しいがね…
これから先、叔父の力は絶対に必要になる、そう思ったからこそ叔父には話した」
漸く立ち上がって、本気で止めるみたい…
じゃ、ぁたしがこれ以上言う事なんて無い‥仲良くして欲しいみたいだしね。
「まあそういう事だ…
頼むから、嬢ちゃんまで突っぱねないでくれ…
紀永はともかく、伊織の方は結構ヘコんだんだぞ?」
会長にしても、伊織さんにしても、そこまで朔夜叔父様を突っぱねる理由って??
そこが、いまいち分からないなぁ……
「可愛がるのは良いんだが、くっ付いてなかなか離れてくれないが一番の理由…
特に伊織の時は、叔母に預けられていたのに乱入し捲って、伊織に嫌われたのだよ……
それもあってか、伊織は今だに叔父には冷たい」
「・・それって……
くすっ‥くすくす……」
「バラすかそれを…」
確かに口は悪いが信頼は出来る、前に言われた通りみたい…
だから朔夜叔父様なんだ。
「突っぱねはしませんけど、くっ付かれるのは少々…
でも、仲良くして下さい朔夜叔父様」
「まぁな…
成人の女性相手に、くっ付くはしないぞ?
ともかく、困った事があったら何でも相談に乗る、こいつがこんな性格だから、色々困る事もあるだろ??」
「今のところは特に…
普通ですよ??」
「そうか…
明日のパーティーは、俺か伊織が必ず嬢ちゃんに付く、紀永は放っといても大丈夫だろう、相変わらずのらりくらりと交わすだろうよ」
「まあ・・・」
朔夜叔父様にも頼んでいたんだ、でもそれだけパーティーが危ないって事??
予想以上にって言っていたし、何かこう‥ぁたしに隠している事があるみたいな……??
何だろう‥あまり良い予感はしない。
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