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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第11章 早乙女会長のお嬢様
「・・・綺麗‥‥」
「気に入った??」
ドレスは、ベッドの上に広げられるように置いてある。
薄い青を基調とし片肩だけで逆は無し、胸元は少し大きく開いているが、背中は肩からの生地が斜めに‥美紀の傷痕に合わせギリギリ見えないように仕立ててある。
「こういう色が美紀に栄える…
流石にライン見せ過ぎだからね、シースルーの薄いショールを上に‥‥」
「なんか凄い…」
白系のショールと同じく白系の少し高いヒール、その他宝飾品の1つまで全て私が選んだ‥美紀に一番似合う物をと…
「後、着替えも少しは用意してあるよ、帰国そうそう忙しくなるのは分かっていたからね…
とは言っても、こっちは半分叔父の趣味が入っているかな??」
「朔夜叔父様の?」
「私が密かに用意していたのを嗅ぎ付けて、俺もと言って聞かなかったと言うところか…
まあ‥変な趣味は無いと思うがね……」
「・・一応見てみる」
何となく不安を覚えたのか、美紀の方はクローゼットを覗き・・・・・ん?渋い顔??
「・・・
これも叔父様の趣味なの??」
取り出したのは1枚のネグリジェ‥‥それも全身透けて・・・・・
「それは私も知らなかった・・・
叔父の趣味を甘く見ていたようだね」
私の方も、口に手を当てて少々困り顔だとは思う…
これは流石に困った。
「・・これ1枚…
せめてパジャマにして欲しかったな?」
「・・・
私のを貸すかい?
私としては‥その姿の美紀を見てみたいがね」
「えぇ!?」
「多少叔父の趣味に乗っかろか…
そんな大人な美紀も見てみたいものだよ私は……」
好奇心に勝るものはなし…
少々アダルトな美紀を見たいという私の男心‥その誘惑に勝てそうに無い。
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