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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第11章 早乙女会長のお嬢様
「・・紀永・・・」
「おや?
かなり煽ってしまったかな?
そういう私も、止める気は無いがね‥‥美紀が欲しい・・凄く・・・」
「私・・・も‥紀永が欲しい・・・」
そう言った途端に唇が奪われる…
少し唇が離れたと思ったら、丁寧に舌で唇をなぞられ、今度は舌を絡ませ合ってのより深いキス・・
「ん・・んん・・」
「はぁ・・美紀‥もっと?」
「ん‥もっとぉ‥‥」
今度はぁたしから…
お酒なんかより、ぁたし紀永に酔っているような感じ・・
紀永は何時もこうして、ぁたしを魅了して離さない。
会長をしている時の紀永も、素のままの紀永も、ぁたしはどちらの紀永も好き…
大人の魅力と、紀永自身の魅力、どちらも紀永であって、嘘を付いている訳じゃ無い。
米国に行って、それが良く理解出来たから・・・
「ふっ・・激しいね美紀?」
「はぁぁ…
だって‥久しぶりなんだもの・・・」
紀永の唇が喉元から鎖骨へと下りていく…
その感覚を追ってしまうぁたし‥これだけでゾクッとする‥‥気持ち良い・・・
「あっ‥はぁぁ‥‥」
軽く唇だけで触れられているだけなのに、声を抑えられないよ…
紀永に掛かったら、ぁたしは簡単に快楽を引きずり出されてしまう‥‥その優しさと、隠さない紀永の男性の部分に……
「・・・
やっぱり狭い…
こういう時はお約束だね」
「またっ!!」
恒例のお姫様抱っこ…
もう、慣れ過ぎて反射的に紀永の首に腕を回しちゃったよ。
はっきり言うけど、ソファーが狭いんじゃない…
ソファーは外国製で、ゆったりと広い作り、狭いのは紀永が大きいから。
180センチは超える身長、毎日鍛えている引き締まった身体…
そんな紀永にすれば、このソファーでも狭いらしい。
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