この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第12章 思惑交差のパーティー



黒崎に付けられたのは多分に私……
社長は先ほどの経緯で黒崎は社長を敬遠している筈で、顔すら知らない会長は論外、残るは私しか居ない。


だからこそ不問‥そういう選択肢を出した…
本当に時間が無いのもある、早く見付けなくては、美紀さんの身が危ないのに……



「すみません…
俺は‥‥何も見なく聞く事もありませんでした」


「・・・
それで良いですよ…
さあ、会場に戻りなさい」


「はい・・・」


意気消沈気味に会場の方に向かう黒崎に、社長が更に追い討ちを掛けた。



「もし、この事を漏らせば‥‥お前の首だけでは無く、パートナーを組んでいる秘書にも影響がある事を忘れるな」


「はい‥申し訳ありませんでした・・・」


本社秘書達は2人1組で行動させてある、黒崎1人の単独行動と見なさず、連帯責任‥社長の完全なる口封じ。


こういう事に関しては、社長はかなりしたたか…
会長が社長を身内以上に信頼しているのは、この咄嗟の判断と、少々口が悪くともカリスマ性があるのを見込んでいる為。


社長も自身の能力を理解して行動…
これだから、会長が表に出なくても、本社内は何事も無く円滑に回る仕組みを、2人で作り上げている。



「・・随分甘い処置だな伊織?」


「言った通り、黒崎に構っている余裕がないので…
あれだけ言えば自重はするでしょう」


「彼奴の事だから暫くだろうが……」


「それでも今の優先事項は別です、黒崎も見えなくなりましたし私も捜索に回ります」


「そうだな…
早いところ見付けなければな」


会長から少々遅れたが、私と社長も美紀さんを見付ける為、それぞれ分かれて捜索を開始した・・・・・



/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ