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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第4章 MITの秀才
「・・はぁ…
何日帰ってないんだろ?
そろそろ、ゆーさんの料理が恋しいなぁ…」
相変わらず、夜の図書室で論文制作中…
とは言え、ぁたしだけじゃ無く、かなりの人数が図書室に居る。
それだけ勉強しないと、MIT内じゃ上がれない、それが分かっているから、こうして夜遅くまて勉強をしている学生も多い。
「ハーイMIKI」
「キャルも今日?」
「美紀程じゃ無いけど、論文1つ出そうと思っているから」
「そっか……」
キャル…
キャロライン・チャット
略してキャル。
ぁたしと同じ経済学専攻で、過程は1つ下の21才、MITでは普通の年齢。
キャルも将来有望視されている1人。
此処MITは、企業との連携も多くて、在学中に引き抜きなんて事もしばしば。
勿論、ぁたしにも沢山の企業が声を掛けて来たけど、ぁたしは全て却下。
行きたい場所は決まっているから、どんな企業が声を掛けて来ても、乗る気は全く無い。
「美紀は内定決まらないの?」
「私は初めから決めているから」
「だから全て却下かぁ…
結構凄い企業から来てたと思ったのに……」
「まあね…」
確かに、世界的有名な企業からの誘いもあった、ただぁたしにその気が無いだけ。
行きたい場所は1つだもん、ブレる事なんて無いでしょう?
「とりあえず、博士達から言われた論文終わらせないと、帰るに帰れないのよ」
「期待の星だもんね美紀は、MITの秀才だもの」
「あまり良い感じじゃ無いよ」
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