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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第4章 MITの秀才
コンピューター学1単位は一発合格、だけどランクが上がると、それだけ難しくなるというもの。
VPOPは免除になったんで、コンピューター学と経済学、予定通りに2選択。
講義に参加しつつ、終わったらMITの図書室に籠もりっきり。
端末もあるから、今までの研究や論文が一手に見れるし、知りたい本も沢山。
お陰でペントハウスに帰らず、MIT内の借り宿舎に泊まり込み。
ぁたしみたいな学生向きに、キャンパス内に借りだけどシャワーやベッドスペースがあるのはありがたい。
食事は学食で済むし、着替えは纏めてロッカーに入れてある。
思う存分勉強に没頭、そんな生活を続けたお陰で、入学早々のコンピューター学1単位の後に、1ヶ月で2選択どちらも、もう1単位飛び級。
更に2ヶ月掛かって、最上級過程まで飛び級成功。
この頃になると、噂が噂を呼び、ぁたしはMITの秀才と呼ばれる事に…
だって3ヶ月で最上級過程、要するに来年には卒業出来る目処が付いてしまったんだから、周りの驚きは半端なかった。
流石に1年は真面目に通わないと駄目だけど、目標通りの連続飛び級。
その最中に、経済学の方の論文発表の機会があって、ぁたしは論文を出す事にしてみた。
それが……
予想以上に高評価で、学内に止まらず、国内の論文誌にまで取り上げられ、ぁたしの名は米国では少しだけ有名になってしまって、ぁたし自身の方が驚いている。
更にと博士達は、コンピューター学の方でも論文を出さないかと…
本当、簡単に言ってくれるよ・・
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