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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第4章 MITの秀才
眠いながらも、昼の講義には出た‥半分以上、上の空だったけど…
講義が終わってから、博士の元へ……
「??」
博士の隣にもう1人?
「座りなさい…」
「・・はい・・」
ソファーに座ったぁたしの向かい側に博士と知らない人‥ただ端末の使用許可を貰いに来ただけなのに、どういう事??
「それで話だったね?」
「はい、論文作成に付随するプログラムを組みたいので、邪魔にならない場所での端末の使用許可と思いまして…」
「それならば、研究室を1つ提供しよう」
「??
あなたは??」
「学長のトーマス・イエイン…」
「学長!?」
嘘っ!?
学長なんて、めったに会えない人物なのに!!
「早乙女…
君の成績と論文を見せて貰った…
近年希に見る才能を、ただの1学生にしておくのは惜しい、それで研究室を1つ提供しようと言う話になった」
ぁたしの?
研究室1つって、教授クラス以上じゃないと貰えないのに……
「これで好きなだけ論文が書けるだろう‥違うかね?」
「博士‥ですが……」
幾ら飛び級したからって、ぁたしは1学生…
そんな特別待遇ってあり??
「MITの前は、ハーバードの特別学生だったとか……
しかも、あのリチャード博士も認めた程の実力…
研究室を1つ渡しても、こちらは十分メリットがある‥そう運営と博士達が判断したんだ」
「私なんかが……」
「前の経済学の論文は世界紙に載る予定…
既に修士どころか教授・博士以上の実力、何も問題は無いとは思う」
「ですが…
私はまだ1学生です」
「今は‥だ…
卒業と共に博士号が決まっている、後半年少々‥今から研究室を持っても、誰も文句は言えんよ」
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