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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第4章 MITの秀才
ぁたしの知らない間に、ドンドンと大事になってる・・
国内だけだと思ってた、経済学論文の世界誌掲載…
個人の研究室に、卒業と同時に博士号の習得…
ぁたし自身、まるっきり聞いていない話ばかり・・
「そういう訳だ……」
博士は一言だけ言って、ぁたしに鍵とカードを渡してくれた。
「カードに研究室No.が書いてある…
必要な物は揃っている筈だが、専門的に必要な機材や素材は、申請によって考慮する‥何か質問は?」
学長、完全に事務的処理……
「根本的な事ですが、私は何の研究を?」
「研究テーマは早乙女の得意なものでも、興味があった事でも何でも良い…
暫くは論文活動とは思うが……」
論文発表しまくって、実力を示せって事??
でも‥こんなチャンスを逃がす手は無いと思う、絶対特別待遇だし。
チラッと紀永が過ぎったけど、幾ら紀永でも此処までは手を出せない‥多分。
という事は、ぁたしの実力なんだ‥実力が認められた、その事実が嬉しく感じる。
「・・・
分かりました…
今、コンピューター学の方の論文の最中ですが、それで構いませんか?」
「それで構わん…」
「はい・・」
こうして名実ともに、ぁたしはMITの秀才と学内以外にも知られる事になった・・・
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