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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第5章 困った(?)私生活
MITの方ばかり目が行ってしまいがちだけど、ぁたしとゆーさんは、MITに程近い高級マンションの最上階のコンドミニアムに住んでいる。
勿論、紀永‥というか、紀永から遠藤さんが引き受けて手配したんだけど、これがまた豪華・・
とんでもない広さのリビングに、ゆーさんも納得のダイニングキッチン。
ぁたしの部屋は、クイーンサイズのベッドに、勉強に必要なディスクトップ型パソコン4つ置いても、余裕があり過ぎるくらい広い。
ゆーさんの部屋は、急遽ゲストルームを改装したものだけど、そこは紀永‥分け隔て無く、ゆーさんの部屋も豪華仕様。
置いている家具1つすら、こだわりの品ばかりで、暮らすとしてなら早乙女邸とそう変わらない。
ただ、ゆーさんと2人だから、シェアハウス感覚??
ぁたしがこうだから、ペントハウスは、ゆーさん1人が多い‥それは少し気にしてるよ。
でも、研究室を貰って、コンピューター学の論文を発表してからは、少しだけ余裕が出来て、こうしてコンドミニアムに帰って来れる日も多くなった。
「みっきー
今日は日本食ーー」
「本当?
日本食なんて久しぶりだぁ!」
図書室に籠もっていた時は全て学食、メニューもアメリカン的なファーストフード。
流石にジャンクフードばかりは飽きる、本当にゆーさんの料理が恋しくなったくらい。
最近は帰りが早いから、ゆーさんはしっかり夕食を用意してくれる…
これがまた、ぁたしが食べたかった物ばかり。
「恋しい日本を思って、今日は肉じゃが!」
「ぷっ…
王道路線、でも肉じゃがは好きだよ私」
そりゃぁ、家庭料理に愛着があるのは仕方ない、一般家庭育ちだもん。
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