この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第5章 困った(?)私生活
「でも、良く調味料調達出来るよね??」
美味しい肉じゃがをつつきながら、ふとした疑問をゆーさんに質問。
だって、この辺って日本の調味料が売っている店って、凄く少ないもん。
「あー!
それは、定期的に日本から送って貰ってるから心配なーい!!」
「へ?
送って来るんだ」
「あーまぁー…
基本的にみっきーの為でしょう?
会長、みっきーに甘いし」
確かに紀永なら‥ありそう・・
でも、何だろう?
ゆーさん、言葉を濁したような??
ぁたしの気のせいかな?
危ない危ない…
思わず、みっきーに話しそうになった。
調味料は日本から送って貰ってる、それに間違いは無い。
(ただねー)
私が日本‥早乙女邸に連絡して、必要分だけ送って貰っているのは、みっきーには内緒。
私がみっきーに付いて渡米するに当たり、数個の条件を付けられた・・・
――――――――
「ですからっ!
美紀様単身渡米なんて、危険ですし、身の回りはどうするんですか!?」
私は知ってる、みっきーが1つに集中したら、全く周りなんて見えていない事。
みっきーが屋敷に来て、割と仲良くなった頃に、気が付いた1つ。
「だがね新島君…
君はシェフであって、ハウスキーパーでは無い、そんな君が一緒に渡米したとして、上手くやれると思うのかね?」
確かに私はシェフですよ、だけど日本食の料理人は、炊事洗濯掃除も修行の内、殆ど全てこなせる‥ハウスキーパー以上に……
「全て1人でこなす事は出来ます…
会長も、外部からハウスキーパーを頼むより、私の方が安全でしょう」
「・・・・・」
・