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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第5章 困った(?)私生活
「・・・
では私は必要以外、外には出ないようにしますから、こちらから必要な物を送って下さい…
必要な物は、私が直接連絡を取り指定しますので……」
引き下がらない…
絶対に会長を頷かせてみせる!
「・・・
ふぅ……
相変わらず、新島君は頑固だ…
一度言ったら、止まる事を知らない」
「・・誉め言葉と受け止めます」
「・・全く……
こちらから何点か条件を出す、それを飲むのなら、渡米を許可しよう」
「・・はい!!」
会長が出した条件は……
・定期的に近況を連絡する事、それもみっきーに知られる事無く。
・必要品のやり取り、最大限日本から送れる物は送ってくれるらしい。
・最後に‥外出時には、必ずボディーガードを付ける事、これも会長が手配し、同じマンションに居住させる予定。
この3つが、会長が出した条件・・
「極力外出は控えて欲しいが、向こうで必要な物もあるだろう…
私は美紀も、新島君‥君にも危ない思いはして欲しくないと思っている、これでも君の意見を踏まえた上での最大譲歩、これが飲めなければ、渡米を許可する訳にはいかない」
「いえ、この条件で十分です…
会長の心使い感謝します」
「そうか…
では、一緒に渡米の方向で調整しよう」
「ありがとうございます会長!」
―――――――
これが渡米の条件だった。
会長は、みっきーだけじゃ無く、私の身の安全まで保証してくれ、外出は下に待機しているボディーガードの車で、買い物や必要な事を済ましている。
勿論、知られないように、みっきーにもボディーガードは付いているが、あまり必要は無いよう。
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