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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第5章 困った(?)私生活
美紀には甘いし、惚気だらけなのは十分承知、ついでに言えば、男としての私も隠さない。
私は聖人君子じゃ無いのだ、人並に欲望や独占欲だってある…
ただし、美紀以外には全く働かないが……
「美紀・・んっ」
先程過ぎたので軽くキスしながら、ゆっくりと服を脱がしてゆく…
美紀も抵抗はしない、私のなすがままになり、見えて来る白く滑らかな肌。
この1年で、すっかり傷痕も無くなり…
いや、背中と無毛だけは残ってしまったか……
どうやら、どちらも治療の必要は無いと美紀が拒否したよう…
無毛は何となく分かる、私がそう言ってしまったから。
だが背中は?
まだ、時間は掛かるが、限り無く薄く出来るという話だったのに、美紀はこのままで良いと、身体中の傷痕が消えた頃に治療を止めてしまった。
何を思って傷痕を残したのか…
流石の私も、そこまで聞く事は出来ず・・・
背中の傷痕は薄くはなったものの、中心より少し下に10センチ程度、斜め1本の傷として残っている。
毎回、その傷痕に唇を這わせれば、美紀はビクッと身体を震わす‥癖なのか、また別の理由なのかは、私ですら判断は付かない・・
「・・紀永?」
「ん・・」
少し考えが横道に逸れたようだ…
服を全て脱がし、美紀の足先から丁寧に唇を這わせてゆく……
「はぁぁ・・・」
耳に心地良い軽い吐息……
足先から中心に向かって、刻み込むように唇を這わす。
白く滑らで、手に吸い付くような柔らかい肌…
私も美紀も、今こうして触れ合ったら、次は何時触れられるか分からない。
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