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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第5章 困った(?)私生活
何時もより時間を掛け、ゆっくりと‥だが美紀にも分かるように少し強めに…
そして、唇が内股にたどり着いた時、少しだけ止まってしまった。
「・・・・・」
ふと考えてしまった事‥それを実行して良いものなのか?
傷だらけだった美紀の身体に、私が痕を付けるのはずっと避けて来た…
多分、嫌うだろうと。
だが、今を逃すと…
本能と理性の葛藤、私のものだと痕を残したい気持ちの本能と、美紀が嫌がるのではと思う理性。
「紀永?
どうしたの??」
途中で止まった私を変に思ったのだろう、美紀が不思議そうに私に聞いて来る。
・・今日は本能に勝てなそうだ・・
「美紀……
痕‥付けて良い??」
「え??
・・・うん、紀永なら‥良いよ・・」
少しだけ考えたようだが、同意の言葉…
その言葉に力を得、私は内股にキツく吸い付いた。
「んっっ!」
美紀の身体がピクンと跳ねる…
唇を離し暫く待つと、白い肌に浮き上がる薄紅の情事の痕……
それを指でツーっとなぞってしまう。
「くすくす…
キスマーク・・・」
「嫌‥だった??」
「うんん、紀永になら幾ら付けられても…
私だって、紀永に付けてみたいと思うから」
「私に??」
これは意外な言葉、まさか美紀がそう思っていたなぞ、考えた事も無かった。
「私ね…
まあ‥見えない場所であれば……」
「くすくす…
それは私も同じだもん」
「なら、此処は??」
溜まらず、胸の下の方に吸い付く…
そして浮き上がる薄紅の花。
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