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癒らし屋日記 #美沙さん
第1章 うんと年上の男性に
というワケで、
お互いの仕事の都合の良い木曜日の午後3時、
まだ夏の気配の残る季節に
待ち合わせしました。
駅に着いて、
カカオトークで連絡取り合って
初めましてってご挨拶した方は、
とっても上品な女性。
片目を隠すようなサイドボブに、
スッと伸びた首筋がとてもセクシーです。
仕事をサボってのお約束なので、
カッチりしたパンツスーツ姿でした。
こんな美人さんが
満たされない思いを抱えておられるなんて。
世間は分からないものですね。
お綺麗ですね、ってお話ししたら、
きちんと「ありがとうございます」って
お返事できるのも、素晴らしいです。
自分の綺麗さを理解してるって、
スゴいことですよね。
「お茶してからにしますか?」
と言うと、「恥ずかしいからスグにお部屋に」
とのこと。
了解です。
たくさんあるラブホテルの中から、
美沙さんに合った、
上品なところを選ばせていただきました。