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涙のキス
第3章 ー花火大会の夜にー
帰りにまた、神社に寄って…
「里麻…好き。」
ンッ…ングゥッ…
プニッ…モニュッ…
あぁっ…
ギィーッ…
びくっ!!
月明かりでよく見えないけど、扉のとこに誰か立ってた。
「きゃっ!毅樹くん。」
僕の後ろに里麻ちゃんが、隠れた。
「へぇっ!お前ら、小学生だろ?」
ギシッ…
僕は、里麻ちゃんと後ろへ下がった。
「誰?おじさん。」
「それは、こっちの台詞だ。ガキが、なにしてんだよっ!!」
バァンッ…
「っっ…」
一瞬、目の前が暗くなった。