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でべそ調教
第4章 でべそ調教

この日ゆいは久々のオフで、祐希の家に遊びに来ていた。楽しく談笑したのち、祐希はふと真面目な顔でゆいを見つめる「ゆい、一つ聞いてもいい?」「ん?なによ、改まって」ゆいは首を傾げた。祐希はゆいにそっと身体を寄せる「ゆいは……ゆいのへそは、元々でべそだったの?」ゆいは血の気が下がるのを感じた。でべそという単語を聞くこと自体久しぶりだった。「なっ、なんでそんなこと、、?」「見ちゃったんだ、ゆいのオーディションの時の写真。」そういって祐希はネットの画像検索欄をゆいに見せた。そこには、最終オーディションの水着審査…まだゆいがでべそだったころのビキニ姿が映っていた。恥ずかしそうに顔を赤らめ、俯いている。ゆいは動揺して祐希から顔を背けた「いやっ、見ないで」「いや、可愛いよ。もう…何で手術しちゃったの?」祐希は不服そうにゆいの顔を覗き込む「えっ…?」「この頃のゆいのでべそ、とっても可愛らしいじゃん。ぴょこっと恥ずかしそうに肉が出てて、えろし、なんだか美味しそうだし」「だ、だって、こんな不細工なへそだったら売れないからって高橋さんが言うから!、」「そんなことあるかよ!!」祐希は声を荒げた「俺は、こっちのでべその方が好きだ。せっかくの素敵な体にメス入れるなんて、どうかしてるよ。」てっきり前のでべそを気持ち悪がられるか、からかわれるかと思っていたゆいにとって、祐希の反応は不意打ちだった。散々でべそを馬鹿にされ、迷惑だと言われ強制的に押し込まれ、精神的にズタボロにされた時のことを思い返すと胸がいっぱいになった…あの頃、そのまんまの自分を愛してくれる祐希に会えていたらどんなに幸せだっただろうか…でべそを可愛いと思ってくれる人がいることを知ったら、どんなに楽だっただろうか…ゆいの目から涙があふれた。

