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第1章 秘密クラブ…

キョトンとして少し思案顔になった…

「優香…誠さんとしてみたら？そしたら分かるさ…一応あの人ここの最高責任者だよ？俺の進退も全部の人の指示一つだし…実際退部勧告出されてるしね？」

「えっ！そ、そんな…拓哉居なくなるの？」

「脅かしたらダメよ！貴方がメチャクチャするからでしょう？私は兎も角志保が大変だったのよ…？梨花も…」

「…そんなつもりなかったんだよ！当時はね？最近誠さんどんどんハードル上げて来るから…優香に懲らしめて貰おと…ね？」

「拓哉…その…」

「ん？誠さんと寝てみる？多分びっくりするから…」

「……う、ん…ああ！で、で、でも！！！」

スッと抱きしめて大丈夫！俺は今まで通りだと宥めて携帯を取り出した…

「もしもし…今すぐに戻って下さい！」

「はい！なんだよ？はぁ？なんで？なんかあったか？」

「ええ！大事件ですよ？今瞳と俺で…」

隣の優香も前に居た瞳も拓哉も笑いを堪えて必死に真面目な声で理由は言わず電話を切って3人で爆笑した…

「あっ！まさか誠さんの部屋から確かここにアクセスしないかな？」

「うふふ！多分すぐに戻って来るわ！怒られるわよ」

「まぁ優香にベットで仇とって貰いますよ？」

暫く雑談して誠を待っているとバン！！！

「で？」

3人が一斉にドアを見ると真剣な顔つきの誠が立って居た…

「げっ！」

「はぁ…イタズラよ！優香が貴方と寝てみるって…さっき拓哉が…ね？」

そのままスタスタと歩い来て拓哉の頭に拳を振り下し隣の優香にふわりと抱きしめて…

「イテ！！」

「ありがとう！」

そのままお姫様抱っこして入って来た扉を出て行った…真っ赤になって拓哉を見た…

ニコニコ笑って大丈夫と頷き手を振る…

「今日優香に独占される日じゃ無いの？私まで呼んで優香は誠が連れて行かして…」

「瞳…山本摩耶って知ってる？」

「？？ええ！知ってるわよ！ここに連れて来るんでしょう？」

「いや…そうじゃなくて普段の生活とか学校での…」

「？？？まぁ少しは知ってるわよ？一応教師ですから！それが何？」