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第12章 リーダー確定！新入部員【育成】

拓哉は2人を連れて歩いて…洋館の中を歩いて説明して行く途中で…

「2人の説明はどこまで聞いてる？」

類が説明をすると…

「ふうん…じゃあ2人に質問だ…」

2人交互に2、3づつ質問をした…2人はちゃんと受け答えをする…

「仁…お前…親父さんの会社入って大きくしたいらしいな？」

「は、はい…ここに居ればその役に立つと…」

「……そうか…女はやっぱり苦手か？」

「ま、摩耶はそんな風には感じませんでした…普通に会話が出来たので…」

「そりゃそうだろう…ここにいるメンバーなら女嫌いでも普通に会話は成立するさ…お前は本能で判断してるのさ…選ぶ時も考えなんざ要らない…お前が普通に話しが出来ると思う女子を選べばそれが正解だ！頑張れ！お前の予想通りここで頑張ればお前の思う数倍の力が手に入る…対人関係の苦手意識はここにいる間に克服してしまえ…困ったら…俺のところに来い！クラブの事はリーダーたちに聞けば教えてくれる…それ以外の事だ…徹がファイルを見せてくれたんだろう？」

「！？あっ！はい！！」

拓哉は笑って…

「やっぱりな…あれは俺が作ったものだ…お前に見せたって事はそう言う事だろう…会社のどうゆうところが知りたいのか何がやりたいのかが決まったら俺のところに来い！期間は来年２月！」

「！！あ！よろしくお願いします！」

笑って頭を掴んでグシャグシャされる…

「…類…お前…中途半端をするつもりならここに居ても意味はないぜ？学業も生活もな…先が見えて面白く無いのか？爪は隠したままじゃ錆びて使えなくなる…良い機会だ…残ってその爪出して見ろよ？俺が叩き潰してやるから…達也辺りに怒られる程度じゃ足りないだろう？その訳の分からないプライドか自信か諦めかは知らないが…そのまんまじゃ隣に居る仁にも勝てなくなるぞ？今は何をしてもお前が勝つ！一年もしたら互角！二年ここにいたらお前大差で負けるぞ？」

「！！っ！？」

拓哉の顔をスッと素の顔を見せて目を向けてたが…相手が悪い…俯く…バシッ！

「イタ！！」

「俺の力量を測るつもりか？百年早い！！一生読み切れるか！馬鹿たれ！達也と徹にも十年早い！！2人に一つでも勝てたら即お前をリーダーにして奴らはお前の下に付けてやるよ？試しにやって見ろ？期間は同じく来年２月！！もう一つ…俺が3億お前に贈呈してやる！勝てたらな…」