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ヒミツクラブ
第12章 リーダー確定!新入部員【育成】
「……」

「それが悔しくて頑張ったしな…あははは!」

「今でも勝てると思ってるだろう?俺らには…」

不敵な笑みを浮かべる達也を見て…

「……卒業までには必ず!拓哉さんなら尻尾巻いて逃げます…」

嬉しそうに笑って…

「そうか…楽しみだ!てっきり尻尾巻いて逃げるかもって思ってたんだけどな…その拓哉さんが逃げる訳ないだろうってさ…素質だけなら俺らを上回るだけのポテンシャルがあるってさ…頑張ってくれよ…」

などと話が盛り上がって居た…徹が時計を見て

「じゃあそろそろ時間だ…類が先だ…俺らは仁を連れて出て行くからあとは任せるからな…」

ドアを開けて三人を送り出して類は深い深呼吸をした…
出て来て徹が

「仁は俺と上の部屋で待機だ!」

徹について行った…達也はモニター室に入って中に居た拓哉に…

「どうですかね?類…」

「一時間半くらいで撃沈だろう…愛撫に時間かけても二時間ってところだろう…」

「……仁は?」

「速攻でクリアだな…明日は類と同じか上手くいって一回くらいイカせるかもしれないな…真希のは俺でも最近は大変な時があったからな…体調と気分で多少変わるみたいだ…お前らも必死になってるくらいだからな…」

「ええ…マジでヤバい時がありますよ…」

「特にお前はだろう…な…真希の嗅覚が優れていたらいいな?」

「……知ってたんですね…」

「当たり前だ!聞こえなくても口の動きで読める…」

「……怒らないんですか?」

「誰を?」

「…俺…」

「お前なにかするのか?」

「えっ?」

「しないだろうよ…勝手に真希に捕まったらどうしようもない…女性には探してはいけないとは言ってない…クラブの規約にもそんなもんを縛るものは存在していない…個人の自由だ…男子は違うけど…だから見つかったら捕まればいいさ…邪魔はさせないようになってる…大学出て2、3年で捕まるな…」

「…ありがとうございます!」

「俺は何もしてないししない…真希を幸せにするのはクラブの義務だ!」

「夏に2人をまたデートに誘うつもりなんですけど…」

「…頃合いを見て連れて行け…類と仁それに一年の女子も入ってくる…色々と負担になる前に…俺が連れて行ってもいいぜ?」

「……やめてください!未だに言われてムカつくのに…」
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