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義兄棒
第4章 暴風
「動かしてほしいか?」

義兄が美紗子の耳たぶを飴玉のようにしゃぶりながら囁きかけてきた。

低く掠れたその声は美紗子の脳髄を一瞬で貫いた。

そう口にすればもらえるのだ。

この目にしたこともないような極太の肉棒で犯してもらえる。

「俺が襲ったんだ。美紗子さんは悪くないよ」

急に優しい声色で義兄が美紗子にそう告げた。

その一言は美紗子の理性のかすかな残滓まで溶かしきった。

私は悪くない。私は襲われたのだ。

だったらしょうがないじゃない。

「動かしてください」

ついに美紗子は口にしてしまった。

その言葉が終わるのを待たずに義兄の腰が素早く引かれた。

美紗子は肉穴がめくり取られるような感触を味わう。

次の瞬間には強烈な突き込みが叩き込まれ、美紗子の全身が跳ねた。

なにこれ。なんなのこれ。

初めて経験する凄まじいまでの快楽。

打ち込まれ、引かれるたびに美紗子は絶叫した。

「ああんっ、ああんっ!」

もうここがどこなのかなどどうでもよかった。

ただ感じ声をあげた。

「これいいっ!これいいっ!」

義兄の抽送を絶賛し、自らも腰を振りまくる。

義兄の指が乳房に食い込み、乳首をいじるとまるで子宮とそこが繋がっているかのように
快感の波が全身を走った。

「お義兄さん、お義兄さん…」

妄想の中でしたように呼んでみる。

その背徳感がより一層美紗子を敏感にさせた。

クチュ、クチュという粘着質な音にパン、パンと肉を打つ音が響き浴室は卑猥な音をに包まれている。

その中心で美紗子はすでに何度目かの絶頂を迎えていた。

「イグぅ、いっちゃううううううう」

もう美紗子は人妻ではなかった。

性に狂った淫獣の様に腰を振り、義兄の肉棒を求める。

普段の美紗子を知るものならきっと信じないであろうその姿は強烈なエロスに彩られていた。

2人の律動がさらにシンクロの度を増し、美紗子の背中がエビの様に反り返る。

浩哉もまた爆発の瞬間を迎えようとしていた。

その律動が速度を増すと合わせて美紗子の喘ぎ声も間隔を小刻みにする。

最後のひと突きを浩哉が打ち込むと同時に長い絶叫とともに美紗子も果てるのだった。





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