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義兄棒
第5章 白衣の痴女

次の病室を美紗子はクリップボードで確認した。
そこに書かれていた名前を見て美紗子はホッとした。
親が資産家のためか、入院当初から個室に入っているその患者の
名前は柏木浩一といった。
まだ20歳の大学生で、テニスをプレイ中に右腕を負傷し入院していた。
本来入院を必要とするケースではなかったが、母親が心配し入院を希望した。
病院側としても料金がかかり遊んでいることの多い個室が埋まることは都合が
良いらしくすでに1週間も入院していた。
美紗子がホッとした理由は浩一には特にケアが必要ないということだった。
負傷の部位を確認し異常がないことを診る。
そして何より陰部を見なくて済むことに安心していた。
これで午前中の仕事はほぼ終わる。
休憩時間までこの部屋で浩一と話をしながら過ごすのも一つの手だな
と美紗子は考えた。
初々しい20歳の浩一と話すと自分の大学生時代を思い出すことができる。
浩一と話をすることは楽しかったし、浩一も美紗子が訪室することを
歓迎してくれた。
浩一への少し友達に近い様な感情もあり、おざなりにノックをすると美紗子は個室に
入った。
その瞬間バタバタと慌てる様な音がし、床にバサっと何かが落ちる。
ベッドに目をやると顔を赤らめた浩一がバツの悪そうな顔で美紗子を見つめていた。
「どうしたの、浩一くん?」
美紗子はベッドに近づき、床に落ちたものに手を伸ばす。
慌てて浩一がベッドから降りようとすると、布団が落ち病衣を膝までずり下ろした浩一の
股間が露わになった。
「あ、」
浩一は必死で布団をかき集めると股間を隠した。
しかし、美紗子ははっきりと見てしまった。
やや萎え始めてはいたが、股間にはまだ力を持った肉棒が生えていた。
無言で床に落ちたものを拾い上げるとそれは一冊の雑誌であった。
「gカップ巨乳人妻の痴態」「熟女の乱れた日常生活」
煽情的なヌード写真をバックにその様な文字が踊る、いわゆるエロ本である。
美紗子はそれを広げ、パラパラとめくってみた。
「こういうの読むんだねー。今時の子はスマホじゃないの?」
イタズラっぽく浩一に話しかけた。
「いえ、友達がお見舞いに持ってきてくれたんです。僕が買ったわけじゃなくて…」
しなくても良い言い訳を浩一は必死で口にする。
そこに書かれていた名前を見て美紗子はホッとした。
親が資産家のためか、入院当初から個室に入っているその患者の
名前は柏木浩一といった。
まだ20歳の大学生で、テニスをプレイ中に右腕を負傷し入院していた。
本来入院を必要とするケースではなかったが、母親が心配し入院を希望した。
病院側としても料金がかかり遊んでいることの多い個室が埋まることは都合が
良いらしくすでに1週間も入院していた。
美紗子がホッとした理由は浩一には特にケアが必要ないということだった。
負傷の部位を確認し異常がないことを診る。
そして何より陰部を見なくて済むことに安心していた。
これで午前中の仕事はほぼ終わる。
休憩時間までこの部屋で浩一と話をしながら過ごすのも一つの手だな
と美紗子は考えた。
初々しい20歳の浩一と話すと自分の大学生時代を思い出すことができる。
浩一と話をすることは楽しかったし、浩一も美紗子が訪室することを
歓迎してくれた。
浩一への少し友達に近い様な感情もあり、おざなりにノックをすると美紗子は個室に
入った。
その瞬間バタバタと慌てる様な音がし、床にバサっと何かが落ちる。
ベッドに目をやると顔を赤らめた浩一がバツの悪そうな顔で美紗子を見つめていた。
「どうしたの、浩一くん?」
美紗子はベッドに近づき、床に落ちたものに手を伸ばす。
慌てて浩一がベッドから降りようとすると、布団が落ち病衣を膝までずり下ろした浩一の
股間が露わになった。
「あ、」
浩一は必死で布団をかき集めると股間を隠した。
しかし、美紗子ははっきりと見てしまった。
やや萎え始めてはいたが、股間にはまだ力を持った肉棒が生えていた。
無言で床に落ちたものを拾い上げるとそれは一冊の雑誌であった。
「gカップ巨乳人妻の痴態」「熟女の乱れた日常生活」
煽情的なヌード写真をバックにその様な文字が踊る、いわゆるエロ本である。
美紗子はそれを広げ、パラパラとめくってみた。
「こういうの読むんだねー。今時の子はスマホじゃないの?」
イタズラっぽく浩一に話しかけた。
「いえ、友達がお見舞いに持ってきてくれたんです。僕が買ったわけじゃなくて…」
しなくても良い言い訳を浩一は必死で口にする。

