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第5章 妊娠

こんな事されても、自分を作って、学校には行ってる。行ってる間は、全てを忘れられる。

でも、最近は、体調が悪くて休む事も多くなってきた。

ガチャッ…

「美月ちゃん、どう体調は…」
「…。」

¨気持ち悪い…¨

何度も何度もトイレに駆け込んで、吐いた。

「３ヶ月ですね…」
「…。」

ママに連れられて、遠くの産婦人科へ来た。

「中絶お願い出来ますか？」
「何歳？」
「12です…」

¨そうだよね。ここくるの、みんな大人だもん…¨

「美月ちゃん、少し外で待っててくらるかな？」

看護士に連れられ、廊下に出た。

やはり、こうゆうとこに小学生は、異様な光景で、見られてるのがわかる…