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第6章 噂

教室に入ると、皆が私を見てコソコソしている…

「美月？」
「ん？」

顔をあげたら、同じクラスの細川くん。

「木幡、望月…」

私の周りに男の子が３人…

「これ、お前だろ？」

ゴクッ…

机に置かれたDVD。表紙に目隠しされた私…

「そうだろ？」
「違う…」

ギュッ…

「なぁ、俺らにもヤラせろや。」

ブチッ…ブチッ…ブチッ…

「ほぉーっ。すげーっ！」

ガタンッ…

「ちょっ、望月！やめなって！！」
「先生に言うに！！」

女の子の注意でも、望月くん達は、無視した。