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【寝取られ】喰われる彼女 亜紀
第4章 【寝取られ】喰われる彼女 亜紀(4)
そしてついに旅行当日がやってきた。
もう2人共ウキウキわくわく状態。
空港から飛行機に乗って島へ直行して、向こうへ着けばそこは夢の楽園だ。
事前に調べたら天気も良いみたいだし、忘れ物もないように散々チェックしたし。
準備は全て完璧だった。
「うわぁ、俺ちょっと興奮してきた。ついにこの日が来たんだな。」
「うん、私もドキドキしてきた。この旅行のために2人でバイト頑張ってきたんだもんね。」
空港へ向かう途中、俺達は気持ちの高ぶりを抑えられない感じで、そんな会話ばかりしていた。
亜紀は隣で何やら携帯のメモを見ていて、俺がそれ何?って聞いたら、向こうで食べたい物、買いたい物リストを作ってきたからそれを確認しているんだと。
まぁ向こうでの食事はレストランとか予約してあるからすでに決まっているんだけど、亜紀はそれ以外にも向こうでしか食べられない甘い物とか食べたいらしい。
いいさいいさ、この旅行の間だけはカロリーなんか気にせずに好きなものを好きなだけ食べればいいさ。
亜紀がしたいショッピングとか見たい物とか食べ歩きとか、俺は全てそれらの希望を優先して付き合うつもりだよ。
今回の旅行は亜紀に楽しんでもらいたい、ただそれだけなんだから。亜紀が楽しければ俺も楽しい。
旅費は2人で貯めたけど、向こうで亜紀が欲しそうな物があったら俺がプレゼントしてあげるつもりでいた。
留年の事で色々迷惑や心配も掛けたしね。
そんなこんなで俺達は空港に着いて、飛行機に乗るのを待っていた。
それで、だ。
ここからが問題だった。
それは俺達が空港で思わぬ人物に遭遇してしまった事から始まった。