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【寝取られ】喰われる彼女 亜紀
第8章 【寝取られ】喰われる彼女 亜紀(8)
ベッドでフーフー言いながら呼吸している俺の頭に、レストランで貰ってきた袋に氷を入れた物を当てる亜紀。


「とにかく、病院行かないとね。」


「……病院?」


「だって薬もないし、原因も分からないんだからちゃんとお医者さんに診察してもらわないと。」


俺はこれ以上亜紀に迷惑をかけるの嫌で病院なんていいよと言いたいところだったが、正直そんな余裕も無くなる程俺の体調は悪くなっていた。


「ちょっとホテルの人に聞いてくるから。」


「……うん。」


忙しそうに俺のために動き回ってくれる亜紀。

コテージに1人になった俺は天井を見上げながら身体のだるさや悪化していく強烈な頭痛と闘っていた。


やばい……頭が割れそうなくらい痛い……死にそうだ……


人間、病気になると精神的な弱さが出てしまうものなんだな。

さっきまでは旅行を台無しにしまいと亜紀に気を使っていた俺だが、もうそんなのは一切消えて、自分の事しか考えられなくなっていた。

とにかく早くこの苦痛から逃れたい、早く病院に行って治してもらいたい、ただそんな思いだけが強くなっていく。


ハァ……ホントに辛くなってきた……亜紀……早く帰って来てくれないかな……


俺は亜紀が早くホテルの従業員を連れて戻ってくるのだけを期待して待っていた。

しかしそんな俺の希望とは違い、亜紀が連れて来たのはホテルの従業員などではなかった。

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