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【寝取られ】喰われる彼女 亜紀
第10章 【寝取られ】喰われる彼女 亜紀(10)
それから俺が目を覚ましたのは深夜の3時頃。
しかし部屋を見渡すも亜紀はまだ帰ってきていない。
時計を見て少し驚いた。
もうこんな時間なのに、まだ帰って来てないのか……?
すると外から車の音が。亜紀と牧原達がやっと帰ってきたみたいだ。
車のドアを閉める音と、亜紀と牧原達の声。
なんだか4人共テンションが高めで、はしゃいでいるような雰囲気が伝わってきた。
「あ~楽しかったぁ!本当にありがとうございましたぁ。」
「俺達も楽しかったよ。ていうか亜紀ちゃん意外とノリ良いんだね、もっと大人しい子かと思ったよ。」
「え~そうですかぁ?でも本当に楽しかったから。」
亜紀と牧原達は車を降りた後も外でしばらく会話を続けていた。
その話しっぷりを聞く限り、亜紀はかなり牧原達と打ち解けているようだった。
牧原達が時折亜紀を冗談っぽくからかい、亜紀はその度に「も~そんな事ないですよぉ」と笑いながら返したり。
どうやら亜紀はあのメンバーの中で弄られ役になっているらしい。でもそれが全然嫌じゃなさそうというか、寧ろ嬉しそうにしているみたいだった。