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【寝取られ】喰われる彼女 亜紀
第13章 【寝取られ】喰われる彼女 亜紀(13)
「亜紀ちゃーん、買ってきたよ!」
亜紀はそれまで考え込んだように何度も溜め息をついていたが、牧原達が帰ってくると明るい声で返事をして隣の部屋へ行ってしまった。
「わぁこんなに沢山!」
「いろんな種類あったからさ。ここで皆で食べようよ。」
「すごーい、美味しそう!」
「ハハッ、亜紀ちゃん好きなの食べていいよ。たぶんこの店のやつ全部美味しいから。」
隣の部屋は昨日の夜よりも盛り上がっていて、亜紀も打って変わって楽しそうにしていた。
ハンバーガーも好みに合っていたようで、何度も「美味しい~!」という亜紀の声が聞こえていた。
「そういえば亜紀ちゃん、午後からバナナボート行く?」
「あ、そっかバナナボート……どうしようかな……」
「行こうよ、せっかくだし。」
「そうそう、俺達も亜紀ちゃんがいないと楽しくないしさ、行こうよ。」
「う~ん……でも……」
「直樹はもうしばらく寝てるんだろ?折角ここまで来たのにコテージに籠りっぱなしじゃ勿体無いよ。」
「う~ん……そう…ですね。うん!じゃあ行こうかなっ!」
「よし!決まりだな!」
俺は独り布団の中からそんな亜紀達の会話を聞いて落ち込んでいた。
俺はもうダメだ。ダメな男なんだ……。