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【寝取られ】喰われる彼女 亜紀
第16章 【寝取られ】喰われる彼女 亜紀(16)
たぶん10分か15分くらいずっと抱きしめていたと思う。
それから、俺達は今度は手を繋ぎながら歩き始めた。
「あ~なんか信じられないなぁ、俺が亜紀ちゃんの彼氏になれるなんて。」
「私も、直樹君の彼女なんて、夢みたい。」
「俺が今日凄く緊張してたの分かった?」
「うん、でも私だって緊張してたんだからね?好きな人とデートなんて初めてだったし。この洋服選ぶのだって凄い時間掛かったんだから。」
「そうだったんだ、俺はもうなんかいっぱいいっぱいで……。」
「フフッ、あのグループの事全然知らないのに話合わせるので大変だった?」
「ハハッまぁそうかもね。ていうかいつ分かったの?俺の嘘。」
「うーん前々から不自然な感じはしてたんだけど、ライブの時の直樹君、全然ステージの方見てなかったから、それであ~興味ないんだなぁって。」
「じゃあ気付いてたの?俺がどこ見てたか。」
「……うん、気付いてたよ。私、直樹君の視線が気になってライブ集中して見れなかったもん。」
「そ、そっか、ごめん。じゃあまた来日したらもう一度2人でライブ見に行こうか?」
「ん~次はいつ来日してくれるか分からないよ。もう来ないかもしれないし。」
「そうなんだ……じゃあどうしよう、何かで穴埋めできる?今日の分。」
「フフッ、穴埋めだなんていいよ。今日は楽しかったし、今はこうやって直樹君と一緒にいるし。それに私本当にどこだって良いんだよ?直樹君と一緒なら、どこに行くのだってライブより楽しいと思う。」
「亜紀ちゃん……お、俺も亜紀ちゃんと一緒なら、楽しいと思う。」
「フフッ、ねぇ直樹君、私の事ちゃん付けじゃなくて、亜紀って呼んでほしいなぁ。」
「亜紀?」
「うん、その方がなんか、直樹君の彼女になったって感じがするし。」
「じゃあ俺の事も直樹って呼んでよ。」
「うん、直樹……わぁ、ちょっと恥ずかしいかも。」
「まだ慣れないね。でもなんか良いね、亜紀の彼氏になれた感じがする。」
「うん。あ~なんか幸せ。恋人がいるってこんな感じなんだ。」
俺達はその夜、そんな浮かれた会話をずっとしながら夜の長い時間を歩いた。
そして「ずっとこのまま手を繋いでいたいね」と、2人で言っていたんだ。
そう、ずっと2人で一緒にいようね、と。
ずっと一緒に。
それから、俺達は今度は手を繋ぎながら歩き始めた。
「あ~なんか信じられないなぁ、俺が亜紀ちゃんの彼氏になれるなんて。」
「私も、直樹君の彼女なんて、夢みたい。」
「俺が今日凄く緊張してたの分かった?」
「うん、でも私だって緊張してたんだからね?好きな人とデートなんて初めてだったし。この洋服選ぶのだって凄い時間掛かったんだから。」
「そうだったんだ、俺はもうなんかいっぱいいっぱいで……。」
「フフッ、あのグループの事全然知らないのに話合わせるので大変だった?」
「ハハッまぁそうかもね。ていうかいつ分かったの?俺の嘘。」
「うーん前々から不自然な感じはしてたんだけど、ライブの時の直樹君、全然ステージの方見てなかったから、それであ~興味ないんだなぁって。」
「じゃあ気付いてたの?俺がどこ見てたか。」
「……うん、気付いてたよ。私、直樹君の視線が気になってライブ集中して見れなかったもん。」
「そ、そっか、ごめん。じゃあまた来日したらもう一度2人でライブ見に行こうか?」
「ん~次はいつ来日してくれるか分からないよ。もう来ないかもしれないし。」
「そうなんだ……じゃあどうしよう、何かで穴埋めできる?今日の分。」
「フフッ、穴埋めだなんていいよ。今日は楽しかったし、今はこうやって直樹君と一緒にいるし。それに私本当にどこだって良いんだよ?直樹君と一緒なら、どこに行くのだってライブより楽しいと思う。」
「亜紀ちゃん……お、俺も亜紀ちゃんと一緒なら、楽しいと思う。」
「フフッ、ねぇ直樹君、私の事ちゃん付けじゃなくて、亜紀って呼んでほしいなぁ。」
「亜紀?」
「うん、その方がなんか、直樹君の彼女になったって感じがするし。」
「じゃあ俺の事も直樹って呼んでよ。」
「うん、直樹……わぁ、ちょっと恥ずかしいかも。」
「まだ慣れないね。でもなんか良いね、亜紀の彼氏になれた感じがする。」
「うん。あ~なんか幸せ。恋人がいるってこんな感じなんだ。」
俺達はその夜、そんな浮かれた会話をずっとしながら夜の長い時間を歩いた。
そして「ずっとこのまま手を繋いでいたいね」と、2人で言っていたんだ。
そう、ずっと2人で一緒にいようね、と。
ずっと一緒に。