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ランジェリー騎士団
第7章 ランジェリー騎士団
(私だって最初は驚いた。でも……ミミだって、身につけさえすればその良さがすぐに理解できるはず……)
と、そこへ横から挨拶の声が掛かる。
「……隊長、お早うございます」
「あら、ベルラ……お早う」
「驚いたものだな」
「そうね……たった一晩で……これは全員分あるのかしら? さすがは一流の仕立屋といったところかしら?」
「いや、そうではなく……」
ベルラは昨日と同じ剣闘士の装束をしている。
そして、ヴィクトリアに一度目をやってから、今度はフェレリーのランジェリーアーマー姿を上から下まで眺めて、微妙な表情作る。
「……私が言っているのはデザインのことだよ。これほどのもとは」
「でしょう? 素晴らしいわよね……それに、各自色違いなのかしら、だとしたら華やかさがいっそう増すわ」
「……フェレリー隊長、貴女はこの下着のような鎧に反対なのだと思っていたが……」
「私が? どうして?」