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ランジェリー騎士団
第7章 ランジェリー騎士団
昨夜、じっくりとフィガロに視姦されたまま自慰を教えられた結果がこれであった。
見られながら快楽を得ること、見られて感じること、それが性癖としてランジェリーの魔紋の力で肉体に刻み込まれてしまっているのだ。
フェレリーは、見られながらでないとイクことのできない身体になってしまっていた。
つまり、今、どれぼとに激しく慰めようと彼女は絶頂できない。
ただひたすら、無限に頂点との距離を縮めつつ、永遠に辿りつくことのない快楽の切迫が身を焦がす。
「あーっ……ああっ……誰か、誰かあっ……!」
「お呼びですかな?」
心からの訴求に応えて扉が開かれ、その向こうにから小太りの体躯が現れる。
理性によって凍りつく心臓。それが次の瞬間、真の主の姿を認めて悦びに爆発した。
「ひぃっぎぃぅううぅっー! ごっ、ご主人様っ……ご主人様あぁぁーっ!」