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ランジェリー騎士団
第10章 ミミの受難
プリンセスガードの過激なランジェリーアーマー姿は、徐々に浸透させてゆく……そんなフェレリー隊長の方針だったが、その先鋒に自分がなってしまうとは。
(やっぱり、もっと強く反対しておくべきだった……う、ううっ……あそこの人、あんな目つきでわたくしの胸をじっと見て……恥ずかしい……)
だが、羞恥心とともに、何か込み上げてくるものがある。
見られること、恥ずかしく感じることで快感を与える、フェレリーが調教で流した愛液の浸みこんだ糸が織り込まれた魔紋の効果だ。
「くっ……は、早く行きましょう……目的の店はどこですか」
そうすれば己が快感を隠せるとでもいうかのように身を縮こまらせてミミが兵士に問う。
「おおっ、そうだな、急ぎましょう」
「まったく、街の奴らときら……けど、騎士様みたいに立派な身体なら、見とれちまうのも無理はねえよなあ」
「そ、そんな……立派だなんて……」
「いや、ホント、男なら誰だって虜になること間違いなし。目の毒ですよ!」
「ううっ……そ、そんな風に言わないで……」