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ランジェリー騎士団
第11章 汚辱の調教、ヴィクトリア
とはいえ、この状況だと一番の売れ筋となるのは話題の中心であるウェルヘルムの下着だ。というわけで、なんとか取締りの目を誤魔化そうと必死になる店主たちもいた。直営店が店開きしてしまえば、誰だってそこで買い求める。それまでに手元の在庫をブームに乗って高値で売りさばく腹である。
もっとも、ワコルに命じられて取締りを行っている城下警備隊のものたちにとって、目的は別の所にあるわけで、そんなことはどうでもよかったのだ。
「フヘヘ……今日も、頼むぜぇ、ヴィクトリアちゃんよぉ」
「今日もだと……なんのことだ……う……く、お、俺に何をした……くっ、体が……体が言うことをきかない……!」
ヴィクトリアが裏路地で城下警備隊の男の胸の中に抱き寄せられていた。
顔を合わせるなり「男女と組まされるなんてツイてねえ」と、聞えよがしに言われてカチンときた。「ちょっと顔貸せや」と人目のないこの場所に連れ込んだのは彼女のほうだった。
しかし、ブン殴ろうとした拳をかわされ、抱きつかれ、ランジェリーアーマーの上から尻の穴の位置をつき止められた瞬間、全身から力が抜けたようになって抵抗できなくなってしまったのだ。