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ランジェリー騎士団
第13章 不滅の騎士団
「変態せよ……我が蚕たちよ! 目覚め、そして夢の糸を紡げ!」
「なっ……!?」
「えっ!」
「うわああっ……」
「きゃあああああーっ!」
あちこちで悲鳴が上がった。
騎士たち全員を……それはベルラも含めて一人の例外もなく。
「ああああっ……かっ、身体がっ……熱い! 燃えるように……」
己の肉が内部から焼かれ、爛れた部分から変容を遂げていく感覚……!
作り変えられている……ランジェリーアーマーを身に着けさせられていた数日間で、肉の芯まで浸透してしまっていたセリシム絹の真の魔性……!
女の肉体を変態させるその力……!
そのショックで次々と意識を失い、倒れる騎士たち。
フィガロはシーリンに助け起こされてよろよろと立ち上がり、残った警備隊の兵士たちに命じた。
「……女どもを長椅子に拘束せよ。セリシムの織産機として、稼働させる」
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