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ランジェリー騎士団
第15章 あとがき
やるならやる、やらないならやらない。
ですよね。
いやーまったく反省だらけ。
尚、王女とメイドへの凌辱がなかったり、フィガロとシーリンの関係やベルラと師匠の関係が曖昧なままというのは最初から意図したものです。
(フィガロとシーリンに関しては、この二人の濡れ場が一回ぐらいあっても良かったかもしれませんが)
そこは想像して楽しむ形でと決めていました。
その分、ラストにもう一回フェレリーの見せ場を作ってやれたら、もっとまとまりが出たかもしれません。
今後、精進すべき課題とします。
もっと「プロットできちんと練る」ということができるようにならないとなあ。
そんなわけで、色々行き当たりばったりで書いていた所も多い作品です。
一番いきあたりばったりだったのはワコル隊長ですかね。
プロットではあくまでも「仕立屋vs女隊長」という構成で影も形もなかったキャラなのだったのですが、書き始めてみるといきなり最初の章から割り込んで来た。
そこから、お約束通りに悪の手先として活躍と思いきや。けっこう無様にヒロインたちにやられちゃったり、あっちについたりこっちについたりという尻の軽さが書いていて楽しい人ではありました。
マインドコントロールのせいとはいえ、なんか豹変っぷりの清々しさが素敵だなあ。そんな生き方できたらいいなあ的な(笑)
さて、2016年ももうじき終わり。
今年の心残りとしては、第四回のコンテストに参加できなかったことがあります。これは、「女性向け作品は当面書かない」という方針のため。
別に、こちらのサイトのコンテストの条件は女性向けである必要はないですし、過去、男性向け作品だって受賞はしていますが。
個人的にこのサイトでコンテストに参加するなら「女性向け」でやりたいなあという想いがあるためです。
「じゃー女性向け書けよ」って話ですが、それはそれで問題があって、女性向けに取り組むと、今度は男性向けはどーやって書くのかみたいなことを忘れてしまうのです。
逆もまた然り。
去年一年、どちらにも取り組んだ結果としての迷走体験から、それはやめようねと。