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ランジェリー騎士団
第3章 羞恥の試着ショー
「本当に御免だわ……! こんな鎧……でも、いいわ。さっさと着てあげる。でも、絶対にこんなもの、採用なんかさせないんだから! これが最初で最後よ!」
怒りにまかせた独り言をつぶやくと、フェレリーは決然と服の裾に指を掛け、腕を交差させてシュルリと脱ぎ抜ける。
すでに外れかかっていたブラジャー越しに、シーリンが褒めた通りの見事な美乳が揺れた。
※ ※ ※
それからほどなく、再び謁見の間。
「おおお……」
ランジェリーアーマーに装いを改めたプリンセスガードの隊長が姿を現すや、男たちの漏らしたため息がどよめきとなって響いた。
(うううっ……恥辱だわ……こ、こんな格好を人目に晒すなんて……)
顔を赤らめ、もじもじとした内股で広間の中央に立つフェレリーは、腕で胸を覆いながら情けない思いでいっぱいになっていた。
「フェレリーよ、恥ずかしがることはないぞ、なんと美しい……! この美を理解できぬ者はおらぬ」
手放しで喜ぶダージリン三世は、芸術を解する男。おそらく王にはまったく他意はなく、純粋にこの斬新過ぎる衣装をまとった彼女の姿を賞賛しているのだろう。