この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ランジェリー騎士団
第4章 ローザンナとマリッサ
「あ、ん……くすぐったいわ……マリッサ」
差し伸べた手で頬を撫ぜられて、王女がクスクスと笑う。
「フェレリー様が待ち遠しい? このわたくしよりも……?」
「やだ、意地悪言わないで……もちろん、マリッサとこうしているのが、一番楽しいわ」
「本当ですか? 確かめますわよ?」
そう言って伸ばされたメイドの手が、王女の貫頭衣の裾から忍び込み、太腿の上を遡行する。
「んっ……や、ぁんっ……マリッサったら……そんなことしなくても、わかっているくせに……あっ……んんっ!」
「いけない姫様……もうこんなに甘湿りをなされて」
侍女の指先は腿の付け根に辿りつき、若き王女の秘密の部分を探り当てていた。
ショーツ越しに撫でる軽やかで、いじめるような玩弄に、ローザンナは「くっ」と小さく息を詰めて薄眼を閉じる。