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ランジェリー騎士団
第5章 ランジェリーアーマーの秘密
パチッ……シュルルッ……。
留め金が外れ、結び紐がほどけ、胸の肉を解放する。
昼間は一人きりの部屋の中で行われた行為が、好色そうな目でじっと見つめる男の前で繰り返される。
たゆんと弛緩する乳房を覆い隠したくとも、腕は言う事を聞かず、それどころか今度はベルトを、そしてパンツのボタンを外して下半身を露出させる。
「駄目えっ……!」
悲痛な叫び声。
そして、それに呼応するかのようにフェレリーの手の動きが止まり、太腿を少しばかり降りた所で脱衣が途切れる。
だがそれは、彼女の願いが通じたからではなかった。
上に履いたレガースブーツが邪魔となってそれ以上穿いている物が下げられなくなっただけだ。
どうやらランジェリーアーマー以外を脱ぐという命令に忠実に、アーマーの一部であるレガースを一旦取り外すということができず、そうなったようだ。
しかし、中途半端に脱いだその姿は、元々のランジェリーアーマーの出で立ちよりも、いっそう淫らで卑猥であった。
脱ぎかけの衣服からこぼれ出た丸くて大きなお尻、それを突き出した格好でバランスを失って床に倒れ、両手をついてしまった犬のような浅ましい姿勢。
「く……ううっ……お、お前……お前の目的は……何なの? こんなことをして……ただで済むと思っているの?」