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ランジェリー騎士団
第5章 ランジェリーアーマーの秘密
更なる命令。しかし、
「自分で自分を慰める……? 何のことよ、何を言っているの?」
フェレリーの体は動き出さない。
フィガロは目を丸くし、そしてそれからプッと噴き出した。
「ホッ! ホホッ! ご存知ないとは……これは失敬! いやしかし、これは素晴らしい……初めてとは……いやいや格別、格別。初めてのときの快感はまた格別。そのような快感を穿き心地とするなど、まさしくこれは隊長様に相応しく特別な下着となりましょうぞ!」
「な……何を……」
「何も心配は要りません、ご存知なくとも、教えて差し上げますからな……このわたくしめが!」
欣喜雀躍を表情にして、フィガロが再び顔を近づける。
「さあ、そのままの姿勢で脚をもっと大きく広げるのです。おっと、そうそう、邪魔がありましたな……」
と、脱ぎかけのパンツがつっぱって、フェレリーがそれ以上脚が開けないのに目をやり、いそいそと立ち上がると裁縫用の鋏を手にとって返す。
「切ってしまいましょう、このような無粋なものはもう必要ありません」
「な……何をするの! やめて……ああっ!」